告知するしない
父親の肝臓の回復の見込みがゼロに近く、内科的な治療だけでは余命一ヶ月となるという診断は、本人ではなく家族あてに説明された。
本人には、「非常に厳しい状態なので長期の治療を覚悟するように」という説明しかされていない。
自分なら自身のからだの状態を知りたいと思うのが普通だと思ったけれど、そんなに簡単な問題でもないようです。
真実を知った瞬間に絶望して死んでしまうケースもすごく多い、と。
本人が希望を持てる状態というのは文字どおり人それぞれ。
そして、父親がどう考えているのかは私にはさっぱりわかんない(笑)
何が「いい関係だったと思う」なんだって笑ってしまう。
だから色々なことってちゃんと余裕があるうちに聞いておかないといけないんですねせんせー!
えーっと、だからもううちの場合は父親の振る舞いを見ること、こう いう状況に詳しいひと(担当医や看護士さん)に相談するしかない。
逆にいうと、事前に何も考えてないひとも終わりってことはないです(笑)
時間の配分は短いけど、急いで考えて相談して決めたらいい。しんどいけど。
普通の患者さんは、看護士さんたちに「すぐ聞く」らしい。
もし自分でもそうすると思う。
本当のこと知りたいと思う。
怖くても、「俺は治るのか、それって嘘なんじゃないのか」って聞くと思う。
家族に対しても疑心暗鬼になると思う。
そんな立場なったことないから実際はわからないけど、、
父は何も聞かないとのこと。
点滴に入る薬の種類とか量とか、血液検査の結果が悪化の一途とか、そういう説明は隠してる訳ではない。
仕事もある家族が平日もがんがん休んで付き添いして、週末になれば遠くから友人が駆けつけて、、どう見たって尋常じゃないでしょ。
別に聞かなくてもわかってるんだと思うけれど。
それを前提に迷っているかもしれない。
せめて
知りたいのに教えてもらえない、や
知りたくないのに無理矢理つきつけられる、
を防ぐ力になりたい。
どうしたらいいのかは全然わからないけど。
そして、全然関係ないけど
うっかり車ぶつけて凹ませてしまった。
自損だけで済んだけどこんなの初めてのことでショックを隠しきれない…
そんなときは
「なんで次から次へとこんな目に!わたしばっかり!世界は間違っている!」とかなんとか意味不明な呪文を唱えると便利。
うぅぅ。