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ドキドキしちゃう

ダメな人の自己愛ドライブレコーダー

世界のネカフェから  ブログのメイン。管理人の見た世界の不条理。
ツイッター   ゆるふわ日記。思考回路オープンソース企画。

KIND OF 異邦人/逃亡者

車を修理に出してしまったので、仕方なく父親の車で会社に行った。
レガシー。
でかーい。
そして、運転のしやすさに感動。シフトチェンジのつなぎが、誰ッでもうまくいくように出来てる!
全然違う!いい車って素敵!こうやって男のひとはやたらと高級車志向になっていくんですね・・・怖い怖い怖い。

でも、修理に出した車よりもっと傷だらけ。
父親がどんだけ飲酒運転していたかと思うと本当に恐ろしくなる。被疑者死亡なんで勘弁してやってください・・・
なぜか、ボンネットの上が大きく凹んでいる。
どうやったらそんな傷がつくのかさっぱりわかんない。
アメリカにいって「ファッキントヨタ!!」と書かれた煉瓦投げつけられて、いやいやこれはスバルなんです違うんですよって弁解している父を想像してみたけど多分違う。
こういうことを書くとアレなのですが、私のアメリカや白人社会に関する偏見は時々ちょっとどうかしているかもしれないと自分でも思うのですが、リアルではそんなこと思ってないので大丈夫です(何が)


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前回までのあらすじ:そふが しんだ。電気レモンは MPが たりない!

はじめから⇒ "家族の肖像" - 記事一覧 - ドキドキしちゃう

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<ねこさんはおやすみ>残念なことにあまりいい写真ではないのですが

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「日本の宗教って、ブディズムだっけ」
「一応ね、でも八百万系も混じっててさ難しんだよね」
「聞いた事あるかも」
「まーそんなに気にしてる人いないよ、そっちはどう?ぶっちゃけイギリスもそーなんじゃないの?」
「同じ同じ!うちも皆形だけ―って感じだわ、俺も別になんも信じてないし」
「あ、でも日本だと、ウエディングは教会で、お葬式は寺で、ニューイヤーは神社ってのが普通かな」
「マジすか!それはイミフすぎでしょ」
「ドキドキするでしょw」
「不安になるわwwwww」

このゆるい会話の舞台は何故かギリシャ。
思いきし白人世界バリバリでした。素晴らしかった。何がかというと簡単にいえば女の人が全員キーラナイトレイなので、男のひとは是非行くべき素晴らしきかな人生という感じです。

   *
祖父の葬式は祖父のマンションで行われた。
帰りたいって言っていたのに、約束したのに、こんな形でごめん。
教師時代の教え子が駆けつけてくださり、菩提寺の住職さんが遠くから来て下さった。
各人が語る私の知らない祖父。
私の語る誰も知らない祖父。
葬式は、遺された側が必要としている儀式だと思う。

疲れた。
このころ父親の容態はそこまで悪くなかったこともあって、みんな気分転換を勧めてくれた。もともとこの時期が会社の夏休み期間だったので、思い切って予定通り海外に逃亡したのです。イランは諸事情があって挫折せざるをえなかったので、猫が沢山いるって聞いたギリシャに行くことにしました。ブログに貼っているネコ写真(犬も)は皆この時に撮ったものです。(江の島にでいーだろ!って誰も突っ込んでくれなかったんですよねw)
準備もテキトーすぎに、殆ど何も考えずに/考えられずに呆然とした状態で飛行機に乗った。どーでもよかった。現地に何時に着くのかもよく知らなかった・・・

 

機内でジャズが聞けた。
マイルスデイビスのカインドオブブルー。
どうやらだいぶん有名な一枚だったらしい。
他にもいくつかあったけれど、これを気に入って、10時間位ぶっとおしでリピートした。そうでもしないと息が出来ない位精神的にキていた。

着くころには、「ここでもし父親の容態が急変したら、まるでカミュの異邦人だわw」と苦笑いできる位にはなっていて、だから本当にこのおっさんには感謝していますwww
帰国後速攻買いにいきましたよ。

マジメな話、海外携帯とか文明の利器を持っていなかったので、結構これは真剣に覚悟してた。
一応しょっちゅうネカフェに寄ってメールチェックはしていたけど。
ちなみに旅行中の家族からのメールはゼロ。ひどいw
まーこんなときにこんなとこ来ちゃうバカよりマシっていうwww


旅行はいいですよ。海外でも、国内でも。船でも、歩きでも。
全然自分と関係ないひとが関係なく暮らしていることをこんなに実感できるモノはないですよ。
ブログでいうとこのふらふら彷徨っている時の感覚に似てますね。
知らないひとを知ることが出来ることはなんでも、精神衛生上とてもおすすめです。

冒頭のイギリス人は電車で隣になったひと。
旅行者通しで仲良くなってあれこれ話して、アドレスを交換したけれど、結局それっきりになった。
ひとりでいたらきっとどーしよもないこと鬱々と考え込んでしまっていたから、どーでもいい話が出来て、随分助けられたんだよね。
この会話と、一緒に車窓から見た二重の虹。
それを私がずっと覚えている、それだけでいいんだと思う。
facebookをやっていればまた話は違うんだろうなー。最近は猫も杓子もSNSでさ(涙

と、ちょい家族の話からは離れましたがどんまい。

 

Kind of Blue

Kind of Blue

 

  ↑ おすすめー!お世話になりました!!CDだけでもいろんな音源のバージョンが出ているみたいです。この人のを他にも聞いてみたい。