ドキドキしちゃう

ダメな人の自己愛ドライブレコーダー

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ツイッター   ゆるふわ日記。思考回路オープンソース企画。

ドライなレモンちゃんのカルマのカレー

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ブタヒキ肉 200g(198円)
玉ねぎ小 1玉(45円)
人参   一本(108円÷3)
ピーマン 一個(覚えてない)
エリンギ 一本(残ってたから)
ホールトマト 一缶(78円のときにしか買わない)
カレー粉 大さじ1(適当)

胡椒
ナツメグ

<米・調味料・光熱費を除いた一食あたりの生産コスト 約200円+人生20分>

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カレーは夜と同じくらいにいつだってレモンちゃんの味方です。
お金もない、時間もない、努力しようとも思わない、ほんとに何にもしたくない、出来ないんだから仕方ない、とにかく私のせいじゃない!
そんなヒトリノ夜の悲しみも無償で受け止めてくれる、まさかそんな都合のいい料理はありませんが、とは言え!ストレスいっぱいの日常で、出来るだけコストも減らしたいというご希望は痛いほどわかりますよおおおお
パフォーマンスも欲しいなんて、全く、、、

 

15分です。

これはどんな時間から算出されるかというと土鍋でご飯が炊けるまで、なんですねー
まあ蒸らしたり皿を出したり諸経費コミコミで20分、これ以上はかけたくないものです。

 

いざ!

 

1 野菜をみじん切りにします。時短のためになるべく細かくしたいのですが、それが技術的に困難な方はこんなところで時間をかけても仕方ないのでとにかくさっさと切ってください。

 

2 鍋(フライパンでも可、レモンちゃんは間をとって中華鍋)に油をひき、ニンニクをいれて香りを出します。
レモンちゃんはうっかりニンニクを切らしていたので、泣きました。しょうがすらなかった悲劇。しょうが位あるかと思ったのにね。。
野菜のうち火の通りにくい玉ねぎと人参を中火で炒めます。

 

3 肉を投入します。
気分を上げるために、ヘラで挽き肉をバラしたあとに鍋肌に押しつけるように焼きを入れます。焦げるかも、ってくらい。
少し焦がすことで味に深みがつくとレモンちゃんは信じているのです、ってのも嘘ですね、気分をあげるためって書いてるし。。
ナツメグを入れます。ナツメグは肉の臭みを抑えるためにいれるハーブです。

 

ハーブ類は地味ですが、伊達じゃないです
確かになくったって問題はないんですが、100均でも売っているし、買っておいて損はないです。
使わないのと全然結果が変わりますから。
胡椒は持ってる人多いけど、次点はナツメグオレガノ
コツはケチらないで使うこと。

 

4 残りの野菜を入れ、ホールトマトの身を入れてくずします。
水分が少ないと思ったらジュースも少しいれたらいいよ、うん。

 

5  味付けです。ここでワンポイント、カレー粉は水に溶けにくいので、直接鍋にいれてはいけません。
面倒でも、小皿に塩、胡椒、カレー粉を入れてトマトジュースによく溶かしましょう。
鍋に入れて、弱火で最低5分程煮込みます。

 

あ、ちなみに、ホールトマトなんかない場合は水でも大丈夫ですよ、ちょっと寂しくなるけどね、トマトなんてなくっても人間は十分幸せにやっていけるものです。
トマトを使わない場合は、肉と野菜を炒めた状態に直接水で溶いたカレー粉を回しかけます、水分量は少なく(お玉一杯で多い位です)ドライに振る舞いましょう。 
その場合も水分が飛ぶまでじっくり煮込んでください。
煮込みが足りないと、カレーの粉っぽさが残っておいしくなくなるんですよ、

※時短よりおいしさを求める優雅なひとならカレー粉で肉に下味をつけるとか王道も真面目にご存じでしょうけれど勘弁してください。

 

とにかく適当なので、だいたい15分以内で出来ると思います。
煮込み時間でサラダをつくれたら満点ですが、無理はすることありません。

 

ぶっちゃけ味付け適当なので、薄かったら塩でも振ってください。濃い場合はジャガイモを足すとかなんとかすればだいじょぶですきっと。どうせ自分しか(略)これはですね、この位適当にやってもふつーにおいしいから大丈夫って意味なので誤解なきように、(更に言えば、ここまで適当だとさすがに超おいしい~とはならないよねw)

 

でもほんと、ふつーにおいしいですよ。

   ■■■

 

さてさて、ワンルームがすっかりカレー臭でいっぱいになってしまいました。
鍋にカレーを残したまま翌日仕事にいけばもっと取り返しのつかないことになるのは聡明なレモンちゃんに言わせれば自明の真理であり、残ったカレーは面倒でもタッパーに移し替えることをお勧めしたいとのことです。
レモンちゃんは、なおかつタッパーがカレー色に染まることもよしとしないので、タッパーにラップをひいてから保存しています。
そうすると翌日にタッパーを洗うときに油がつかなくて楽なんです。

 

そう、お気づきの方も多いのですが、一番いいのは、これ翌日なんですね。
翌日じゃない方が飽きなくていいけど、カレーは味付けが濃いので日持ちするんです。冷凍すれば一ヶ月でもよゆーですよ、

 

作り置きがあればどんなに鬱な日でも、肉も野菜も入ったおいしいカレーがレンジでチンで出来ますから。冗談抜きで玄関開けたら2分でカレーですからね。始めのムチャなご要望にもかなりど真ん中に叶えることの出来るハイパーレシピはカレーの作り置きなのです拍手!!!

そうなんです、水分があると冷凍に不向きになるのでドライカレーにしたんですね!

それと煮込み時間の短縮、

(煮込み時間が長い本格的なカレーを作る場合には本格的にワンルームとカレー臭の泥沼の内戦を国連部隊としてなんとか的な世界が始まってしまう、自分にとって一体何が大事なのかは常に問われているのです。日常は遊びじゃないですから、と偉そうに言ってみたかったぼくはここにいる。)

 

レンジでチンを待つ以外にも動けそうなときは、目玉焼きを乗せてみるのも乙なものです。
何にせよ、こうやって準備万端にしておくと、いつでも落ち込んでいいんだ的な安心感で意外に動けたりしますよね。

 

いやーカレーっていいものですよねぇ

 

 

おまけ
レモンちゃんは普通に我らがS&B食品のカレー粉を使っていますが、

 (↓赤缶がかわいい)

赤缶カレー粉 - S&B 84g

赤缶カレー粉 - S&B 84g

 

 セレブなのにネクラなあなたはブランド物中村屋のカレー粉がおいしいのでおすすめですよ。

インドカリー粉 - 新宿中村屋オンラインショップ るく~るるくる

(ネット上で確認しただけでも赤缶37g330円、中村屋は70g315円です。これも詐欺的手法の一種です。全ては雰囲気のため!いえいえ本当にどっちもおいしいのですが、)

 

それからですね

 

カレー粉はハードルが高いというのも幻想もいいとこですよみなさん、

しっかり溶かせばルーと変わりない上、量の調節も自由自在、なのになぜだか「ルー使わない」っていうと何かすごいことのようにみんなが勝手に思ってくれる、レモンちゃんの詐欺ツールがカレー粉です。なんでだまされるんだろう、男ってバカ、ずっとバカでいてほしい、そんな最低な気分になってくるのも時間の問題、そしてそのままそんな最低な気持ちに服従し、ルーは使わないんだけどね、昨日はドライカレーにしたの、面倒だったから手抜きしちゃった、ほんと簡単でーって、一つも嘘はないのに嘘ついている気分になってやはり葛藤の渦に飲み込まれる、いけない、これはいけない、違う全然違うのに、いやいや落ち込む前にまたカレーをつくろう、そう思うのです何かおかしいと思いつつその無間から抜け出せない、これこそカルマというものだと思うのですが。私はそれでもいいと云った、カレーがおいしいから。