ドキドキしちゃう

ダメな人の自己愛ドライブレコーダー

世界のネカフェから  ブログのメイン。管理人の見た世界の不条理。
ツイッター   ゆるふわ日記。思考回路オープンソース企画。

ホットラインは繋がっているのか?或いは、私の好きだったせんせー

こうやってブログにぐちぐちとどうしよもないことどうしよもなく書きつづってみたり、自分から積極的によし相談してみようっていう、そういうときは全然いいらしいんだけど何でも言ってとか言われるともうだめで何も言えなくなる。本当に自分勝手だな。いちいち、相談か、と構えるからいけないんであって、情報共有、と考えれば少しは話せるようになれるような気がしている。

ひとと話すというかだべるのは好きなんだけど・・・

 

   ■■■

 

いつも、ほんとうに、どうしようもないとき、
電話をかけたらどうなるんだろうと思ったりするひとがいる。
番号がそもそも生きているんだろーかから怪しいんだけど。

 

せんせーは、ずっとホットラインでいるつもりだと言っていた、それは今でも本当なのかな。
別に会いたいとかじゃ全然ないんだけど。
どうなってるかだけちょっと気になる。

 

せんせーは、まあ色々あって、私はだいぶ離れたところにいたので
内実を知っても最低野郎とまではあんまり思わなかったけど(=ちょっとは思ったってことで察してくださいw)、
多分実際は本当に見かけよりは何ていうか、、ふつーの、、何ていうかな、おっさんだったw
せんせーは見ていても私のことだけはよくわからなかったと言っていて、本当ですかーと笑いながら、そのことをちょいうれしく思っていた当時の自分を、私は今でもあまり許せていない。ああややこしい。

 

せんせーは、
すんごい頭よくて(リアルに先生やってたしね)、
一流大学出特有コンプがありそーで(失礼だなーw)、
自信満々みたいに話す言葉がいちいち面白くって、
壁をブーツの底で無意識にガンガン蹴る超嫌な感じの癖があって、
授業はひとり舞台の白熱教室で、
なのにネットでなんだかよくわからない恋愛日記なんか書いていてびっくりした。
つまり、普通に男の人だった。

 

なんかね、
「死んでもいいって思いますか」って電話があったんだって。
「誰に話しても、反対されてしまうんです」って泣きながら電話がかかってきたんだって。
その女の子は、先生なら人と違うから、いいって言ってくれるかもしれない、だって世界に一人くらいは味方になってくれるひとがいてもいいじゃないですか、そう思って電話をかけたんです、って言ったんだって。
結局せんせーはその子の期待には添えなかったって。そう言ったとき、口の上手い筈のせんせーの言葉の流れが一旦止まったんだよね。飲み込んでから、そう言ったの。
で、そのままその女の子は死んじゃったんだって。
失恋か何か、しょぼい理由だったらしいけど。
それで、せんせーは携帯の番号は変えないでいることに決めたんだって。だからってわけじゃないけどって、ね。
だから、それだけなんだけど、だからこの番号はまだ生きているんじゃないかなーって気がするんだよね。知らないけどね。

 

どうだろう、きっとわたしはまた今回も電話はかけないんじゃないかと思う。一度だってかけたことないしね。まあ実際は特に話すこともないんだし、かけてもかけなくてもどっちでも同じなんだけどさ。話すことなくたって挨拶するだけだって何にも悪くないんだし。おひさしぶりですお元気ですか、私はなんとかやってます、、どうだろう。

 

ただ、最近時々、その死んでしまった女の子のことを考えてしまう。

なんでかな、って。だって、バカ杉だって、そう思う。
で、なんとなくだけど、不思議だなーと思う。
名前も顔も何にも知らないし、
別にふつーの話なんだけどさ、

 

なんにせよ、こうやって、そういう命綱(、じゃないのかなー)があるのかもしれないと思わせてくれた(くれている?)せんせーに私がこっそりと感謝しているのは本当だ。そしてその女の子にも、になっちゃうんだろうなぁこの展開だと。


せんせーはすごくだめーなひとだったけど、面白いひとだった。


 

もし、電話が通じなかったらばさ、
その子がかけた呪いは解けましたってことで、それはそれでいいんだろうなぁ。だって、もう余裕で10年レベルで経ってるんだよ。