出られない出口
激しくお久しぶりです。世界のネカフェから です。
今回は 日本は大都市 東の都 ご存じ東京 を舞台にお送りします。
村上春樹『1Q84』でもおなじみ首都高速道路ですが、
小説に出てくる魔界への入り口からは少し離れていますが
そこには確かにドキドキする風景があります。
出られないの・・・?え、なんで?
「いいかい君、逃げ場所なんて、どこにもないんだ」
ここを通過する度に、そんな声が聞こえてくると、絶望的な気持ちになっちゃいますね。
にもかかわらず扇大橋出口に向かってウインカーを出す車の多いこと。
出られない出口に向かう彼らは一体どこを目指すのか、
そもそもどこから出られないのか、
ひょっとすると魔界へ通じる道がそこには本当にあるのかもしれない、
そんな風に思わせる何かがそう確実にある
それが首都高の魅力といってもいいのではないでしょうか
いやそのですね、普通に地図見ればそのドキドキは解消するのはわかってんですけれども、なんとなくドキドキ感を楽しんでいるだけなんでほっといてください。
そんなわけでご主人様、ゆっくりおやすみなさいませ。