たまには夢日記
山手線に乗らないといけないのだという私の主張をへらへらと交わした友達は無理矢理私を改札の外に連れていった。そちらには行きたくないのだと丁寧に説明すると、そんなつもりはなかったのだとかなんとか言って帰ってしまった。そんなことを思い出して怒っていたわけではないけれど、前の車との距離をはかりかねて、ぎりぎりでかわしたらフロントが花壇にくいこんでしまった。車を降りて確認してみるともうどうしようもない、でもそんなに傷は深くない、バックすればなんとか帰れそうだった。
なんとなく鞄の中を見ると、なにからなにまでふわふわとしたもので汚染されている、冗談ではない、こんなことになった原因もよく覚えていて自分が何日か前に変なものをいれたからだった。一つずつ細々したものを出して手でほこりを払っていると、誰かが話しかけてきて、私にリボンをつくってほしいというのだ。ホームレスのおばさんで、段ボールを差し出している。無茶ぶりしすぎだという言葉を飲み込んでそれを受け取り作業をはじめたところでふんぎりがついてちゃんと、起きた。
車も無傷で鞄もきれいなことと、とりあえず前向きにいようとしたことを確認して安心した。意味はないと思う。