日記(上高地にいってきた)
週末は友達に誘われて上高地に行った。全く天気予報を見ないでいくにはどしゃぶりすぎて、あまりの雨女っぷりに笑ってしまった。この夏出かけた先はいつだって雨だった。家に帰るまで知らなかったけれどこの雨の中無茶をしたり知らずに行ったひとのうち何人かは遭難したり亡くなっていたらしい、私たちは麓しか歩かなかったのだけれど、梓川は濁流になっていた。
どしゃぶりの雨は色々なこだわりを全部消してくれる。どこにも出かけられない諦めを与えてくれる。けっきょくなんとか降ったりやんだりまでに落ちつくまでのんびりと過ごして、ずっと川沿いを歩いて行った。道があるのはすてきなことだった。前を歩いているカップルはビーチサンダルをどろだらけにしていた。登山靴でくればいいのに、と思ったけれど、サンダルで来れば調子に乗ってしまうことはできないのだからもっと安全かもしれなかった。
こんなに幻想的を求めていったわけじゃないんだよと突っ込んだ
雨が強くなるたびに迂回路をかけて回っているひとがいる。
バスターミナルで見つけたあこがれのドラゴンフルーツはもちろん拝むだけしかできない。ドラゴンフルーツを死ぬほど食べられるところに行きたい。
松本B級グルメは山賊焼というから揚げ的な何か、お土産に買っていった結果ランチもディナーも山賊焼になった。