牛乳嫌いなのにわざわざ買い続けて結局余らせてしまうダメなひとへ

成長と言う言葉が文字通り背が高くなる現象と比例して、それ以外の怪しげな意味を持たなかったあのころ。
多くの小学生が体験したであろう、牛乳を飲まないと、飲みきらないとまともな人間になれませんよというような強迫的な無言の圧力。

牛乳はいつも変わらずに私の喉にからみついた。
そんな気分を思い出しながら、それでも私はスーパーで籠に牛乳を入れる。

牛乳を毎日飲まないと死ぬ。

そんな強迫をいまだに幻想とわり切れない自分は、ホットにしてしょうがをいれたり、ココアにしたりとなんとかマシな味にしようという試みはしても、牛乳を買わないと言う選択肢を選ぶ勇気がどうしてももてない。
500mlのパックを買えばいいと思いつつも、コスパという言葉にも縛られて身動きが取れない！
そんなマイルールにがんじがらめになった結果、牛乳を、大事な大事な牛乳を余らせてしまうという人に非ずな失態を繰り返すダメな人間は私です、でもそこで話は終わりません、どうしたら賞味期限の切れた牛乳をどうにかできるのか、彷徨ったあげく辿り着いた次善の策をご紹介します。


【賞味期限を少ししかすぎてない場合】

火を通せばいける！と思う、一番ありがちなパターンの解決策は簡易ミルクがゆです。朝ごはんやデザートにどうぞ。
●小鍋に、炊いたごはんを入れて、牛乳に砂糖を少し加えて弱火で３～４分煮れば出来上がりです。簡単。。
シナモンをいれて、エジプトのミルク粥ロズビラバン風にしていただくのも乙です。


【賞味期限を大幅に過ぎた場合】
まだ異臭はしていないけれど火を通したとしても胃腸を通すには不安が残る、そんな場合は、牛乳を掃除に使いましょう。なお、これは人に言うと引かれるケースが多いと思われますので、こっそり使うことをおすすめします。

●古い牛乳で雑巾を絞り、家具のお手入れ剤として利用します。

牛乳に含まれるたんぱく質が汚れを吸着します。ツヤも出たりします。
部屋中に牛乳臭が充満し、家具が白濁し、悲惨な状態になりますが、そのまましばらくパックしてから、水拭き、空拭きをして仕上げます。
牛乳のにおいは一日たてば消えます。
気になる場合やもっともっとツヤを出したいという場合は最後にハンドクリームをうすーく塗りこんでしまうのがおすすめです。どうみても対症療法ですが、お気に入りを使うとちょういいにおいになりますよ。

色々もろもろ、自己責任で。