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ドキドキしちゃう

ダメな人の自己愛ドライブレコーダー

世界のネカフェから  ブログのメイン。管理人の見た世界の不条理。
ツイッター   ゆるふわ日記。思考回路オープンソース企画。

【日記】隣のヤツより

熊より速く走る必要はない、隣のヤツより速く走れ。とアメリカンなひとたちがいうジョークがあるらしい。熊より早く走る必要はないので、駅前で自転車をとめるときには自転車の鍵がひとつしかかかっていない自転車を探しましょうという意味ということだとどうやらそういうことらしい。ダブルロックはめんどうくさすぎると思った場合でも、盗まれる確率が半分になるからいいね。いいよね。たいした自転車でもないのは自分が誰より知っている、いちばん重要な知識だけれど、そのたいしてたいしたものでもないものをどのくらいにどのように扱うか決めるのが私の仕事だ。
リスク評価、コスパ評価、そういうことをずっと考えていることは疲れることだ。すごく疲れてしまうときがあるのもしかたない。新しい電卓を買ってこれで私はすべて計算できるとタカをくくったのは先週のことだった。時間計算なんてよくわからないボタンがついていて楽しくなった、世界はどんどん進んでいく。
反面そんなときには誰のことも信じられなくなったりもする。知らない世界では私は孤独でそう思ったぶんだけ自由になる。人間が全員死神に見える。言い過ぎた、死神かもしくは動物に見える。狐は女に化けていている、だからコーヒーをおごらないといけない、タヌキはそこのはげかけたおっさん(おっさんはブラックがお好き)、穴から顔を出している蛇に私は尊敬語を使ってメールを書く。たいへん恐れ入りますが私のことをだまさないでくだしあ。死神のひとにも同じことをいう。そうだけれども、それが、ただ私がそう思っているだけという可能性のほうがずっと大きいので、だって多分、きっとだけれど蛇は漢字変換も四則演算もしないのだから、だからそういうときには余計にそうでないふりをする。雨ですもの、お送りいたしましょう。疑えというアラートが頭の中でがんがんなっているそんな中でそういう答えを出すことはもちろんココロに反した動きなので、経験則だったり冷静な判断だったりから算出するしかないのだけれど、誰かに冤罪をかけた結果一番恥をかく被害者は自分なのだ。あなたのことが動物にしか見えないのですなんて言われたらバカにしていると怒られたらいいほうで残念なひととしてそういうふうに扱われるのだから。だから、なんらかの興奮を検知したときにはちょっとひとまずそこは退却して後から考える方向に逃げられないか探るのがいい。そこにはあまねくすべての人間が独立した固有の性癖に従って下半身で恋愛をしている、なんて楽しそうな、でもね、そんな世界もどこにもないんだよ石岡くん。BGMはもちろんチックコリアの浪漫の騎士。バイクでヒーローがかけつけるシーンを思い出して私は興奮を抑えきれない。


緊急事態はもちろんアラートがなったら即座に荷物を捨てて逃げるべきだいう話もある、あるけれども、自分の警報機能がどのくらい誤作動を起こしているのかは日記でもつけないと肝心なときに役に立たないので難しい。誰もいないところへ逃げるのもいい。少し前にフェイスブックでボコハラムにあわないように気を付けている男の人の日記をずいぶん遡って読んだ。いったいどこにいるんだろうと心配した、アフリカまでいっても逃げ回らないといけない現実を知って私は少し悲しくなった。誰もいないところ、冷静さを与えてくれる、それは別にアフリカまでいかなくったって簡単に答えはある。夜だ。「誰もいなくなったと思っても、あなたにはまだ夜があるではありませんか」とせんせーが言った。そういうことが本に書いてあったのを覚えているけれどもその本がどこにあるかわからないのが悲しい。