月曜日、見舞いに行く
父の血液検査の結果は、Naが低下し、いよいよ意識障害まで秒読みだそうです。
つまーりお医者様の告知通り教科書通りの進行。
寿命も秒読み。
仕事中に母のそんなメールを受けて、正直くらくら来ちゃったです。
携帯が鳴る度いやーな気分になる。
っていうか意識障害って何さ!ググったけど難しかったよ!多分、話が出来なくなる状態を指すのだと思われ。
もう日課になってはいるけれど父のお見舞いに行った。
母親からはまた桃を買ってこいという指令があったけれど、いつもいくスーパーにはもう桃なんて売ってない。
もう秋だからね、柿や梨が出ています。
梨がとてもおいしそうだったけど、父は全く秋の果物を好きでないので、しかたなくグレープフルーツを買っていった。南アフリカ産の奴。
明日は別のスーパーに寄って帰ろう。
大した意味をなさないであろう小さな自己満足感。それを重ねるしかできない無力感。どう取り扱っていいのか、いつも持て余してしまう。
うっかりすると大変な悲劇性認知にイってしまう自分が嫌だ。
そんな風にメタから捕えたつもりになって泣けないとか言ってる自分が嫌だ。
「・・・暗いよ!」
えーっと。何を話せばいいのかな。
こういう時、何を話せばいいのかな。
もうちょっと前に、わだかまりはちゃんとほぐせたと思うのです。
もう私から言いたい事なんてそんなにないと思うのです。
時間がない。らしい。
それは見ればわかる。
死んでいく人間をこんなにリアルに見るのは初めてかもしれない。
一般的な死というものについて、「ぶっちゃけどんな感じ?」という疑問はわりかしずっとありましたが、そのヒント的なものを感じ取っているかもしれない。
ここ数か月父という人間について私はずっと考えていた。
だから、いちいちそりゃあ動揺はするけれど、何も驚かないし、嘆きもしない。
したほうがいいのかもしれないけど、それは後で浸ればいいや、と思う。
なので、無駄に揺れないように、チラ裏書いてごまかしている感じですw
だっさいなー自分(;_;)