世界のネカフェから（シルクロード編）

一応目標は毎日更新なのですが、現実の色々な色々を色々考えていると泣きたくなったり色々で非常に疲労困憊してきて、たまにはパトラッシュに相談したくもなります。いや、「もう疲れたよ」は報告寄りでしょうか。報連相は私が最も苦手とする分野らしいけど残念ながらその自覚すらなくお前は報連相がなっておらんのだとありがたいお言葉をいただく毎日、そんなバカではわからなくて当然、出来なくて当然、まずは明るく挨拶から、こんばんは、電気レモンと申します。
疲れてるなー。

自己愛をちりばめたストーリーは正直なところ一個書くだけで非常ーにMPを消耗するので、閑話休題といたしまして、新カテゴリ「世界のネカフェから」をときどき挟んでいくことにしました。
（聞いたことのある名前ですか？　→　気のせいです。ほとんど気のせい。）
実は、開設当時は日々のドキドキを伝えて自分もまったりしていこうというゆるーいブログになりたかったので、今となってはあれなんですけど、かるーくゆるーくお口直し的なものになれたらいいな、と、まーいーじゃん、自分。
べっ、別に位牌のことばっかり書きたい訳じゃないんだからねっ。（←褒めてもらって相当嬉しかったです）
なお、いわずもがなの前提として、世界は日本も含みます。

基本ダメーな人間ですが、一発目は（わりかし）真面目なドキドキです。

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これは何でしょう。いわゆるひとつの観光地です。
シルクロードはウズベキスタン、そのまた辺境にございます、ヒヴァという小さな街のシンボリックタワーです。
大きな塔ですね。1852年に着工、基部の直径は約14ｍ、高さはなんと、100ｍを超える予定だったとか。
…え。
……予定。
そうです、大人の事情で途中で工事を中断した結果、現在まで約150年程放置されている塔なんです。
現況は26ｍ。一般的には現況優先という言葉がありますし、また、スペインだかの某教会のように何百年かかろうが現在も営為建設中という努力の姿勢も全くもって見られませんので、「未完成の塔（かるた・みなる）」という名称も已む無しということです。

そして、目標の1/3に届かずやめてしまった理由が、まー昔のことなので諸説あるのですが、全部微妙。

• 職人が隣国のスパイだとわかったため腹が立って職人を殺してしまった（普通は作らせてから殺すような気がします）
• なんとなく見張りのために高い方がいいと思ったんだけど、作っている途中で、こんなに高いと城内のハーレムの中庭も丸見えになってしまうから途中でやめた。（こんな勢いで決まる公共事業は嫌です）
• 王様が途中で死んだからやめた。（それなら…仕方ない……？）

最後の理由が正解らしいのですが、
色々、事情があったのだと思います。

いえ、つまらない詮索はさておきましょう。
砂漠のオアシスの街の真ん中にこの未完成の塔がどーんとあって、青空に超シャレオツなターコイズのタイルが素晴らしく映えているのです。150年間、ずっとです。きっとまた150年間、このままです。
（写真は真夜中ですが、それもまたタイムスリップ感抜群でたまらんとです）
何も知らない部外者が何でかなと首をひねると、
力強く、これでいーんです、歩留りで何が悪い、そんな声が聞こえてくる、そんな気がしてしまいます。

何でしょう、なんだかドキドキしちゃうんです。
こんな感じで行こうかと思います。

それでは、おやすみなさいませ、ご主人様。