お引越しと結界師とそんな季節
別にどうということもないけれど、年度が変わって、私が働くフロアが変わったので、身の回りのものをまとめて「お引っ越し」をした。年度をおうごとにそのお荷物は少しずつ少しずつ増えていく。こういうのをキップル化現象という。少なくとも私は言う。段ボールがいっぱいになってしまって、自分の思考停止を反省した。ものを捨てられないのは、よどみを自分で作っているということで、必要以上に、つまり分不相応にモノを持っていることで、昔にあれほど嫌っていたことだった。
これからは、もう少し落ち着いて仕事ができる(と信じている)ので、ちゃんとコマメにダンシャリしようしようと思ったことについてこれは是非ブログに書いておくべきだと思ったのだった。
新しい席に座って、なんだか落ち着かなくて、前の席には戻りたいとかいうことは全然ないのだけれど、そわそわしながら粛々とPCの設定を自分専用にカスタマイズした。
私は全然PC関連に疎いので、カスタマイズといっても、既定のブラウザをお狐サマのやつにして、マウスジェスチャとダウンロードステータスバーというアドインを貰ってきて、タブの配置だとかをちょこちょこと直すだけだ。
あとは解凍したり凍結したりにLhaplus(←読めない)というソフトを気に入っているんだけれどそれはまた使うときでいい。
デスクトップの画像を自分で撮ってきた写真にしたらようやくでずいぶんと落ち着いた。安心する。
我ながら、一体せこせこなーにをやっているんだろうかと思いながら作業していたんだけど、これはあれです。結界をはっていたらしいです。たぶん。
PCは、仕事をする場所なので、自分の居場所を作っていたんだと。PCだけでなくて、いろんな資料を机の前に並べ変えて、何があるのかをひとつひとつ知っていって、馴染みのコーヒーカップをおいて、卓上カレンダーを置くと、そこは自分の場所になる。
きっと、デスクトップ画像は私にとってはイコンのようなもので、むしろそれだけは 動かない ものがあえて望まれているのかもしれないな、と思った。
前任者が結構こうなんていうかだらしない人というかすごく感じいい人だと思うんだけどそれにしても汚ったなくってw で、キーボードとか超ホコリまみれで・・・拭きまくって机の目に見える範囲はなんとかなったけれどまだ汚いところがたくさん残っている。
引き継いだ急ぎの案件に片が付いて、手もすいたら掃除だ。早く私はここを自分のテリトリーにしたい。
新しい場所で一緒に仕事をするひとたちは感じのいい人が多い。まだ話していないひとも多いのでよくわからないけれど、今のところはすごくいい。
仕事も前と全然違うのだ。もくもくと、一人でやる。こんなにあるのかとうんざりしながらそのうんざりの種類が全然違ってとてもうんざりなのだ。わけわからないけどこのニュアンスはいいニュアンスで。
すいません。
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まだ桜は咲いていて、嬉しい。家に帰るときにはジンチョウゲのいい香りがとてもいい。
春がこんなに嬉しい季節だと今まであんまり気づかなかった。それを浮かれているだけなんて誰がいうのだろう。誰かいっているのだろうか。
ね。