ドキドキしちゃう

ダメな人の自己愛ドライブレコーダー

世界のネカフェから  ブログのメイン。管理人の見た世界の不条理。
ツイッター   ゆるふわ日記。思考回路オープンソース企画。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

或る女子大学生の手記より(読書記録発掘特集)

(ドストエフスキー 悪霊より抜粋) 「リーザ!きのうはいったい何があったんだろう?」「あったことがあったのよ」「それはひどい!それは残酷だ!」「残酷だからってどうなの、残酷だったら、お耐えなさいな」 暇すぎるので掃除をしていたら読書記録が出て…

孤独のシステム手帳(第2章:なんでリフィルまで自作してるの?)

前回 : 孤独のシステム手帳(第1章:本体編) - ドキドキしちゃう の続き―です。 レモンちゃんは色々あってシステム手帳のバインダー(A6版)の自作に成功し自己満足に浸っていたが、本当の問題はこれからだった。そう、システム手帳の命である中味がな…

土曜日の午前11時のミヤマコーヒーに、

土曜日の午前11時のミヤマコーヒーに、安藤さんは 絶対に いない。そのことをわざわざ絶対をつけて指さし確認する癖がいまだに抜けないことを少しだけ恨めしく思う。少しだけは嘘だ。出てきたカルボナーラを流し込むようにして食べて、食後のコーヒーを急…

残留欲求とでも呼んでおく

同じ筋肉ばかり使っていると、凝り固まって動けなくなる。弛緩もさせないといけないからトイレにたつたびに踵を上げ下げして、肩胛骨を大きく回す。 単純作業は気持ちをすごく落ち着かせる。そこには決まった秩序があり、ほかには何もない、ただ必要な動作を…

孤独のシステム手帳(第1章:A6手帳自作への悪路~本体編)

(前回までのあらすじ*1)ひょんなことからシステム手帳を持たないといけないという呪いにかかってしまったレモンちゃん。せっかくなので憧れのデキル女になるため、理想の手帳を求めて旅に出たのであったが・・・ 魔都TOKYO。 全国の猛者がシノギを削る天下…

たまには夢日記

山手線に乗らないといけないのだという私の主張をへらへらと交わした友達は無理矢理私を改札の外に連れていった。そちらには行きたくないのだと丁寧に説明すると、そんなつもりはなかったのだとかなんとか言って帰ってしまった。そんなことを思い出して怒っ…

人生の始まりにいる人に会ったこと、選択肢としての都会と地元

<土曜日>高校時代の友人の家に遊びに行った。本当は出産前に会いたかったのだけれども結局延び延びになってしまっていたのだった。それで、もう7か月になる赤ちゃんに初めて会うことになった。個人的には子供全般とにかく苦手でそこは確定なのだけれども…

生まれ変わったかもしれない春に

今日はかわいそうなレモンちゃんに薔薇が届いたお話をしたいと思います。なにがかわいそうなのかはおいておいて、 そこにはカードが一枚同封されていて、お誕生日おめでとうございます。と書かれていた。毎年桜が終わるころ、すてきな薔薇が一輪届くようにな…

会社でたら月がキレイに出ていた。 あなたがきれいとかあなたのこころがでももー全然そういうことじゃなくて、 月がきれいなんだって、 ほんとに伝えたいことはいつだってそっちなんだよねと思った。 愛しているという日本語はどこにもないのはほんとうにほ…

バナナクリップの流行は世界的である。

ローカル線は、面白い。 なぜって、知らないひとの私生活を覗き見ることが出来るから。あまりよろしい趣味ではないですが、どうにもやめられません。更に面白いことに、そんな観察者である私を逆に観察してくる人間が時折出現することがあるのです。なかでも…

出られない出口

激しくお久しぶりです。世界のネカフェから です。今回は 日本は大都市 東の都 ご存じ東京 を舞台にお送りします。 村上春樹『1Q84』でもおなじみ首都高速道路ですが、小説に出てくる魔界への入り口からは少し離れていますがそこには確かにドキドキする…

お引越しと結界師とそんな季節

別にどうということもないけれど、年度が変わって、私が働くフロアが変わったので、身の回りのものをまとめて「お引っ越し」をした。年度をおうごとにそのお荷物は少しずつ少しずつ増えていく。こういうのをキップル化現象という。少なくとも私は言う。段ボ…